こんにちは!おうちカラオケ屋を運営している「たそがれジャム」です。
「自宅でカラオケを楽しみたいけど、音漏れが気になる…」
「家族や近所に迷惑をかけずに思いっきり歌いたい!」
そんな方におすすめなのがヘッドホンを使ったおうちカラオケです。マイクやスピーカーと違い、自分の声と伴奏をしっかりモニタリングできるので、夜でも安心して練習できます。この記事では、選び方→メリット→おすすめモデル→接続方法→注意点→まとめの順でわかりやすく解説します。
今回の記事では遅延の影響も兼ねて有線での紹介とさせていただきます。
おうちカラオケ用ヘッドホンの選び方

- 密閉型を選ぶ: 音漏れを防ぎ、自分の声をクリアに確認できる。
- 長時間でも疲れにくい: 軽量でイヤーパッドが柔らかいモデルが◎。
- マイク付き or なし: USB接続マイクと併用する場合は「マイクなし」でOK。スマホ直挿しなら「マイク付き」も便利。
- 遅延の少なさ: 基本的には有線モデルが推奨。Bluetoothは遅延になる恐れが有ります。
おうちカラオケでヘッドホンを使うメリット
- 音漏れを防げる: 家族や近所に気を使わずに夜でも歌える。
- 自分の声をしっかり確認できる: マイクを通した声と伴奏を同時に聞けるので、ズレが分かりやすい。
- 防音対策になる: スピーカー不要なので部屋全体に響かず、周囲への騒音が減る。
- 練習の効率アップ: 音程や抑揚を細かく聞き取れるため、採点対策にも直結。
スピーカーとヘッドホンの違い
項目 | スピーカー | ヘッドホン |
---|---|---|
音の広がり | 部屋全体に響くのでライブ感あり | 自分だけに届くので集中できる |
防音性 | 音漏れしやすく近所迷惑になりやすい | 密閉型なら音漏れが少なく夜でも安心 |
練習のしやすさ | カラオケボックスに近い感覚で楽しめる | 自分の声と伴奏をクリアに聞き分けられる |
採点との相性 | エコーでごまかしやすいが細かい音程は分かりにくい | 音程や抑揚を正確に把握できるので高得点練習に向く |
周囲への影響 | 家族や近所に気を使う必要あり | ほとんど影響なし |
おすすめシーン | 昼間に家族や友人と盛り上がりたい時 | 夜間の練習や一人で採点に挑戦する時 |
スピーカーは「ライブ感」が出せる反面、音量が大きくなると近所迷惑につながることもあります。
一方ヘッドホンは自分だけに音が届くため、防音性と集中力の面で大きなメリットがあります。特にアパートやマンション、夜に練習したい方にはヘッドホン利用が断然おすすめです。
「臨場感を楽しむならスピーカー」「採点練習や夜間の防音対策ならヘッドホン」と覚えておくと、自分に合ったスタイルを選びやすいです。
おうちカラオケにおすすめのヘッドホン4選 【エントリーからハイグレードまで】
① audio-technica ATH-M50x 👉 「世界中のプロが愛用する、定番モニターヘッドホンの王道モデル」
45mmドライバー搭載のスタジオ定番
プロも愛用する高解像度モニターサウンド。フラットな音質で音の細部までしっかり把握できます。練習や歌配信にも最適。
遮音性が高く自宅練習に安心
楕円形イヤーカップで音漏れを抑え、自分の歌声に集中できる環境をつくります。
取り回ししやすい折りたたみ&回転式
ヘッドホンを首掛けしやすい90°回転や折りたたみ機構つきで、収納も持ち運びも便利。
使いやすさを支える豊富なケーブル付属
脱着式でカール/ストレートの両方が入っていて、スタジオ・宅録・持ち運びなど用途に合わせて使えます。
シリーズ累計250万台突破の実績
「世界で認められたM50x」は、信頼性と人気を兼ね備えた一台です。
明瞭でバランスの良いモニターサウンド
「音量を抑えても音の輪郭が際立ち、細かい表現も拾える」とのレビューも多く、歌の練習にも向いています。
プロのレコーディング現場でも定番のモニターヘッドホン。解像度が高く、伴奏と自分の声をクリアに聞き分けられます。
おうちカラオケで採点練習をしたい方に最適。音程のわずかなズレを確認できるので、90点以上を狙う練習にぴったりです。
② オーディオテクニカ ATH-M20xBT 👉「1万円前後で買える、スタジオ音質を楽しめるワイヤレス&有線両対応モデル」
モニター系のクリアな音質
→ 派手な味付けはなく、フラットで聞き取りやすい。採点練習や歌の確認に向いてる。
ワイヤレス&有線両対応
→ Bluetooth 5.0で快適、ケーブルを挿せば電池切れでも使える。
長時間使えるバッテリー
→ 最大60時間再生、10分充電で3時間使える急速充電付き。
軽くて疲れにくい
→ 約216gとオーバーイヤーとしては軽量、長時間の歌練習にも◎。
操作も簡単
→ イヤーカップのボタンで曲送りや音量調整。SiriやGoogleアシスタントにも対応。
クリアな音質かつ比較的安価なので、最初の1台にぴったりの商品です。
③ ゼンハイザー HD 25 👉 「軽量&頑丈、遮音性抜群。現場で信頼されるオンイヤー型のプロフェッショナルモデル」
現場で信頼されるプロ仕様
業界標準のオンイヤーモニターヘッドホン。DJや映像音声現場で圧倒的な支持を得ているモデルです。
遮音性・耐音量ともに優れた頑丈設計
高い遮音性能と120 dBまで耐える音量対応が特徴。大音量環境でも安定して音を監視できます。
軽量で疲れにくく、一耳モニターにも対応
約140gと軽量。片耳リスニングや長時間使用にも優れた快適性。
ケーブルも付属品も充実
着脱式コード(コイル&ストレート)、交換用イヤーパッド、収納ポーチ、3.5 → 6.3 mm変換ジャックが一式付属。
頑丈な作りとメンテナンスのしやすさ
落としても壊れにくく、消耗パーツはユーザーサイドでも交換可能。耐久面でも長く愛用できます。
広い再生帯域と正確な音再現
16 Hz〜22 kHzまで再生可能で、モニター的な自然な音質を楽しめます。
遮音性に優れており、音漏れがほとんどないため、家族や隣人に配慮したい方におすすめです。
特にバンド系やアップテンポの曲でも迫力を保ちながら歌えるので、周囲を気にせず全力で歌いたい人にぴったりです。
④ オーディオテクニカ ATH-EP100 👉 「シンプルで軽量、手軽に練習や音チェックに使えるエントリーモデル」
楽器用”にも使えるオンイヤー型設計
シンプルな構造で軽量。耳に乗せるようなオンイヤータイプで、長時間の着用も比較的楽です。
軽量かつコンパクト
軽くて持ち運びやすいため、リビングや書斎など気軽に使えるヘッドホンが欲しい方にぴったりです。
密閉型のシンプル構造/ANCなし
ノイズキャンセリング機能は搭載していませんが、密閉構造でそこそこの遮音性は期待できます。
音質はモニター寄りのフラット傾向
変な補正がなく素直なフラットな音質のため、歌の練習や原音重視のリスニングに向いています。楽器との相性も良い設計です。
リーズナブルな価格帯
シンプルかつ基本性能重視の設計なので、価格も控えめ。お試し的に使いたい方、サブヘッドホンとしての導入に適しています。
密閉型ながらも薄型の設計で取り回しが楽。ヘッドホン自体の存在感を抑えて、さらっと歌練習や音チェックに使いたい人におすすめです。
おすすめヘッドホン4モデル比較表
モデル名 | 特徴 | おすすめポイント |
---|---|---|
Audio-Technica ATH-M20xBT | 「1万円前後で買える、スタジオ音質を楽しめるワイヤレス&有線両対応モデル」 | コスパ良く、気軽に練習&普段使いしたい人向け |
Audio-Technica ATH-M50x | 「世界中のプロが愛用する、定番モニターヘッドホンの王道モデル」 | 音質重視、正確なモニター環境で練習したい人に |
Sennheiser HD 25 Plus | 「軽量&頑丈、現場で信頼されるオンイヤー型のプロフェッショナルモデル」 | 遮音性と耐久性が欲しい人、外でも使いたい人に |
Audio-Technica ATH-EP100 | 「シンプルで軽量、手軽に練習や音チェックに使えるエントリーモデル」 | お試し感覚やサブ機として気軽に使いたい人に |
こうして比べてみると、それぞれに「価格」「音質」「用途」の違いがあるのがわかります。自分の練習スタイルや環境に合わせて選んでみてくださいね!
おうちカラオケでのヘッドホン(PS4/PS5/Switchへの)接続方法
おすすめのヘッドホンを選んだら、次は「どうやって接続するの?」というポイントです。ゲーム機への通常の接続方法ではコントローラーのイヤホンジャックに差し込むのが当たり前ですが、コントローラーに接続してしまうと遅延の影響が出てしまいます。
ヘッドホンを接続する箇所は分離機に接続していきます。分離機などまだ揃えてない、ゲーム機まで接続出来ていないという方は以下の記事に接続方法など記載していますのでそちらを参照して下さい。

分離機への接続方法

おうちカラオケで機器を接続する際、上記の様な方法で行いますが、音声分離機はステレオ接続(L/R)とオーディオ出力のみの2種類あります。それぞれ自分が持っている分離機によって接続方法が異なりますので、今回紹介致します。
(私の場合は音声分離機にL/Rが付いているので、ステレオ接続で使用しています)
オーディオ出力のみの場合

オーディオ出力の場合は黄色丸をしている箇所に、ヘッドホンのジャック(3.5mm)を差し込むだけでOK。
ステレオ接続(L/R)の場合
ステレオ接続の場合は、ヘッドホンのジャックと合わないので別途変換アダプターを用意する必要があります。
持たれてない方は以下にリンクを貼っていますので、良ければそちらから購入どうぞ。

変換アダプターの準備が出来たら、アダプターをヘッドホンのジャックに差し込み、分離機に接続していきます。

これで接続は完了となります。
スピーカーなどに予め接続しており、接続を外すのがいちいち面倒な場合は、スピーカー部分のオーディオ出力にヘッドホンのジャックを差し込んで使用しても問題ありません。(私の場合は特に遅延は感じませんでした。)

もし遅延を感じる様なら、スピーカーの接続を外して、上記のように分離機に直接接続してみて下さい。
おうちカラオケでヘッドホンを使う時の注意点
- 長時間の使用は耳を休ませる: 密閉型は音漏れ防止に優れていますが、長時間連続で使うと耳が疲れることも。1時間に1回は外してリフレッシュ。
- 音量を上げすぎない: 音程が聞き取れる程度の適正音量で。耳への負担を避ける。
- イヤーパッドを清潔に: 汗や湿気で蒸れやすいので、拭き取りや交換で快適さを維持。
まとめ
おうちカラオケでは「音漏れ防止」「高音質」「長時間でも疲れない」の3点が大事。今回紹介したモデルは、どれもカラオケ練習や歌配信に相性の良い定番機種ばかりです。自分のスタイルに合ったヘッドホンを選んで、自宅でも本格的にカラオケを楽しんでみてください!
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